ドランカードッグくん。
下戸の飲み会なる記事を拝読しました。
みなさんあんなにご自身が下戸であることで遠慮したり気遣いをされていることに驚いてしまった。これは性格もあるかもしれないけれど、私は下戸だからといって気苦労したことがほぼ皆無なので、みなさんもそんなに気にすることはないのではないかな……って思ったりもした。
ただ、角打ちやいっぱい呑み屋に1人では入ることはしないので、それだけはちょっと損してるな、と思う。それでも私の性格上、飲めていたらすでに生活破綻を起していそうだしアル中になってる確率は高い。金もかかるし本当に良かったと思ってる。
声、食べものの好み、そしてどうやら顔面で、酒飲みと思われることがひじょーに多い。初対面の人に「飲めません」なんて言おうもんなら「いや~ウソでしょう?」と100%言われる。言われなれてるのでなんとも思わないけれど、10年くらい飲み会の席をいっしょにしている友達に「うそ! いっつも酔っ払ってるじゃない?」と言われたときは笑ってしまった。
たしかにシラフではなさそうな発言や振る舞いをしているのだろう。最近はおとなしくなったのでそこまでではないかもしれない。
飲みはじめたのは多分高校くらいだったと思う。大学生とばかり付き合っていたので、よく飲んだ気がする。
そして19の夏、私は肝臓を壊して入院した。それまではすごい飲みっぷりだった。飲んで飲んで、大きらいなゲロを電信柱ごとに吐いた。そのうえで帰ったらベッドの横に置いてある一升瓶をマグカップで空けていた。みんながみんなこんなに苦しい思いをして、酒を飲むためにがんばっているものだと思い込んでいたのだ。
入院生活はとても楽しかったし、年齢層のちがう友達が何人もできた。院内放送で呼び出され、看護婦に追いかけられ、ひと夏を銀座の病院でつぶしてしまったけれど、あれはあれでいい思い出だ。そこで先生に「キミはアルコールに弱いんだよ」と教えてもらい、すべてに合点がいったのだった。
病室から出てすぐの階段の踊り場で、先生も患者もいっしょになって煙草を吹かしていた。ついこの前のようだけど、あれからもう30年も経っている。同部屋のばあちゃんとか、みんな死んじゃったんだろうな。もしかしたらどこかの誰かに生まれ変わってるころかもしんない。
ではなんのオチもなくTwitterネタに。
2017/9/29
担々麺と炸醤麺と棒棒鶏と豆板醤をいつまでたってもまちがえてしまう私が、ギネスの高身長236cmで奥さんは168cmを一発で覚えてしまうのって自分でもホント納得できないんだよな